今回はウェブアンケートにて総勢9,655名に調査した<プロ野球「平成の名試合・名場面」ランキング>を発表します。「平成」のプロ野球界もいろんなことがありました。日本人が続々メジャーに挑戦したり、二刀流選手が現れたりと、「昭和」の時代からは考えられないことです。近くて遠い平成の名試合、名場面。さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位平成21年「第2回WBC決勝日本×韓国」/同点の延長10回2アウトでイチローがタイムリーを打ち優勝を決めた (769票)
- 2位平成元年「日本シリーズ第7戦近鉄×巨人」/巨人が3連敗から4連勝!ロッテより弱い発言に発奮 (575票)
- 3位平成25年「日本シリーズ第7戦楽天×巨人」/東北が一つになった楽天日本一 (455票)
- 4位平成15年「阪神×広島」/阪神18年ぶりV!星野監督が甲子園で歓喜の舞い (436票)
- 5位平成8年「中日×巨人」/メークドラマ完成!11・5差をひっくり返し巨人V (421票)
- 6位平成28年「巨人×広島」/広島が勝って25年ぶり優勝!黒田が新井が男泣き (401票)
- 7位平成18年「WBC決勝日本×キューバ」/苦難乗り越え王ジャパンが初代王者に輝く (393票)
- 8位平成19年「日本シリーズ第6戦中日×日本ハム」/中日・山井が完全試合あと3人でまさかの降板 (363票)
- 9位平成28年「クライマックスシリーズ日本ハム×ソフトバンク」/DH解除して大谷が火消で登板!出た165キロ (345票)
- 10位平成6年「10・8中日×巨人」/国民的行事を長嶋巨人が制し4年ぶり優勝 (343票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<プロ野球「平成の名試合・名場面」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,655名/調査日:2023年7月25日
第1位:平成21年「第2回WBC決勝日本×韓国」/同点の延長10回2アウトでイチローがタイムリーを打ち優勝を決めた(769票)
画像はX(@tvasahibaseball)から引用 《拡大》
- ハラハラしながら見ていたが、日本全国が歓喜に包まれた瞬間だった
- あの時のイチローの笑顔が忘れられない
- 職場で全員が総立ちで見ていたのを覚えている
- 必死で応援しましたね、忘れられません
クールなイチローがカッコいい!1位は平成21年「第2回WBC決勝日本×韓国」/同点の延長10回2アウトでイチローがタイムリーを打ち優勝を決めた!
宿敵・韓国との決勝、同点の延長10回に、それまで不振だったイチローさんが世界一を決めるセンター前タイムリー!列島中が興奮した一打でした。一塁ベース上では超クールな表情で「打って当たり前」と言わんばかりのイチローさんでしたが、本当は「ここで興奮しちゃダメだ」と自分に言い聞かせていたといいます。実際この大会のイチローさんは自分のプレーでは感情を見せず、ほかの選手のプレーでは全力で喜んでいました。カッコよすぎですね!
この2009年の決勝に感動した野球少年が成長し、2023年WBC侍ジャパンの主力になったのです!
第2位:平成元年「日本シリーズ第7戦近鉄×巨人」/巨人が3連敗から4連勝!ロッテより弱い発言に発奮(575票)
画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》
- 巨人ファンなのでとても嬉しかったのを覚えてます。最後の中畑さんのホームラン感動でした
- このシリーズは覚えている。あの一言で流れが変わった
- 『口は禍のもと』を立証したと言われましたね~
- 本当は言っていないという話もありますよね。それにしても面白い時代でした!
ちょっとした一言が勝負の流れを変えた!2位は平成元年「日本シリーズ第7戦近鉄×巨人」/巨人が3連敗から4連勝!ロッテより弱い発言に発奮!
3連敗の崖っ縁から4連勝で読売ジャイアンツが日本一に輝いた1989年の日本シリーズはドラマ満載でした。近鉄バファローズの投手が「巨人はロッテより弱い」と口走ったとして物議をかもし、この発言に巨人ナインが発奮。スランプのどん底だった原辰徳さんの満塁弾などで3勝3敗に持ち込みます。迎えた第7戦は、この年限りでの引退を発表していた中畑清さんのホームランなどで快勝!8年ぶりに日本一の座に就いたのです。
第3位:平成25年「日本シリーズ第7戦楽天×巨人」/東北が一つになった楽天日本一(455票)
画像はX(@asahi_photo)から引用 《拡大》
- 雨の中で、マーくんが輝いてたね。星野監督も素敵でした
- 被災地の東北を一丸となって元気づけようとしたことが印象的
- オンタイムで見てたので印象深い
- 覚えてる。感動したな〜
24連勝の田中将大が伝説になった日!3位は平成25年「日本シリーズ第7戦楽天×巨人」/東北が一つになった楽天日本一!
2004年の球界再編の流れで誕生した東北楽天ゴールデンイーグルス。当初は戦力が整わず苦戦することもありましたが、東北のファンに愛される球団になり、球団創設9年目、ついに歓喜の時がやってきました。開幕から田中将大選手が鬼神のような24連勝の活躍でリーグ優勝を飾ります。
読売ジャイアンツとの日本シリーズ第7戦、前日160球で完投した田中選手が、冷たい雨が降る中、9回のマウンドへ。最後の打者を三振に斬って取り両手を掲げ喜びを表したシーンは、たくさんの人の心に残っています。
第4位:平成15年「阪神×広島」/阪神18年ぶりV!星野監督が甲子園で歓喜の舞い(436票)
画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》
4位は平成15年「阪神×広島」/阪神18年ぶりV!星野監督が甲子園で歓喜の舞い!
- 阪神ファンには忘れられない一戦だと思う
- 赤星とのハグは感動した
- スポーツ新聞買った。盛り上がった
マジック2で迎えた2003年9月15日、阪神甲子園球場での広島東洋カープ戦。同点で迎えた9回、赤星憲広さんがサヨナラヒットを放ち阪神タイガースはマジック1とします。そこから球場で待つこと2時間8分。マジック対象チームのヤクルトスワローズが敗れたことで阪神の優勝が決まり、星野仙一監督が甲子園の夜空に7度舞いました!阪神ファンもスタンドに残って喜びを分かち合っていましたね。1985年の日本一では甲子園で胴上げを見せられなかったので、1964年以来の本拠地胴上げになりました!
第5位:平成8年「中日×巨人」/メークドラマ完成!11・5差をひっくり返し巨人V(421票)
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5位は平成8年「中日×巨人」/メークドラマ完成!11・5差をひっくり返し巨人V!
- メークドラマは忘れられない長嶋監督の名言です
- この優勝は驚いた!
- まさに名勝負だったね。テレビ観戦だったが、男泣きしたよ!
一時は広島東洋カープに11.5ゲーム差をつけられた読売ジャイアンツが、長嶋茂雄監督命名の「メークドラマ」の名のもと、大逆転優勝を飾った1996年。ドラマが完成したのが10月6日の中日ドラゴンズ戦です。試合が行われたナゴヤ球場はこれが最後の公式戦でした。それにしても「メークドラマ」や1994年の最終決戦10・8の「国民的行事」の長嶋監督のネーミングセンスはさすがです。
第6位:平成28年「巨人×広島」/広島が勝って25年ぶり優勝!黒田が新井が男泣き(401票)
画像はX(@livedoornews)から引用 《拡大》
6位は平成28年「巨人×広島」/広島が勝って25年ぶり優勝!黒田が新井が男泣き!
- 25年待ちわびた優勝の瞬間、カープファンとしても決して忘れられないですね
- これ、見ていて泣きました。市民球場の球団がすごいと思いました
- 現地観戦してました!巨人を倒しての優勝は感激!
2016年9月10日、広島東洋カープが読売ジャイアンツを破り25年ぶり優勝を決めました。ベテランの黒田博樹さん、新井貴浩さんは男泣き。そしてガッチリ抱き合って喜びを分かち合います。カープ女子なる言葉も定着し、広島の人気は全国区になりました。ここから広島は3連覇を達成。黄金時代を迎えます。
第7位:平成18年「WBC決勝日本×キューバ」/苦難乗り越え王ジャパンが初代王者に輝く(393票)
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7位は平成18年「WBC決勝日本×キューバ」/苦難乗り越え王ジャパンが初代王者に輝く!
- これは忘れられない
- 何たってWBCでの初勝利です。これが2023年の勝利にもつながりました
- 名試合中の名試合
2006年の第1回WBCは手探り状態の中で開催されました。「侍ジャパン」の呼称もまだありません。アメリカ戦では誤審に泣かされ敗れましたが、メキシコがアメリカに勝つ予想外の展開で4強入り。決勝ではキューバを10-6で破り初代王者に輝きます。開幕前、イチローさんの「向こう30年は日本に手は出せないな、という感じで勝ちたい」という発言が話題になった大会です。
第8位:平成19年「日本シリーズ第6戦中日×日本ハム」/中日・山井が完全試合あと3人でまさかの降板(363票)
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8位は平成19年「日本シリーズ第6戦中日×日本ハム」/中日・山井が完全試合あと3人でまさかの降板!
- 落合監督の凄い采配を見た。代わった岩瀬がプレッシャー凄かったと思うが、2人でノーヒットノーラン、勝利とドキドキした試合だった
- 鮮明に覚えている
- 本当に驚きました
2007年の中日ドラゴンズと北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ第6戦、8回が終わったところで耳を疑う場内アナウンスが流れます。「ピッチャー山井に代わりまして岩瀬」。そこまで完全試合を継続していた山井大介さんが降板となったのです。岩瀬仁紀さんが3人で抑え継投での完全試合を達成し中日は日本一に輝いたのですが…。のちに山井さんは右手の指のマメを潰していたことが明らかになっています。
第9位:平成28年「クライマックスシリーズ日本ハム×ソフトバンク」/DH解除して大谷が火消で登板!出た165キロ(345票)
画像はX(@Sankei_news)から引用 《拡大》
9位は平成28年「クライマックスシリーズ日本ハム×ソフトバンク」/DH解除して大谷が火消で登板!出た165キロ!
- 本当に、大谷選手は凄いです
- 日本人最速で目玉が飛び出た
- 現地にいた!
2016年パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦。勝てば日本シリーズ出場が決まる北海道日本ハムファイターズは9回のマウンドにDHを解除して大谷選手を送ります。すると大谷選手は165キロを連発。チームを勝利に導きました。ところで最近、同じような場面を見たような気がしませんか?…そう!第5回WBC決勝の米国戦でもDHを解除していました。「守護神大谷」が再現されたのです!
第10位:平成6年「10・8中日×巨人」/国民的行事を長嶋巨人が制し4年ぶり優勝(343票)
画像はX(@hochi_giants)から引用 《拡大》
10位は平成6年「10・8中日×巨人」/「国民的行事」を長嶋巨人が制し4年ぶり優勝!
- 激戦でしたね
- 強く記憶に残っているから
- 中日が這い上がるところまでも面白かった
長嶋茂雄監督が「国民的行事」と呼んだ、勝ったほうが優勝となる1994年10月8日の中日ドラゴンズと読売ジャイアンツの最終決戦。視聴率48.8パーセントはプロ野球中継における最高です。落合博満さんや立浪和義さんが試合中にケガを負いベンチに退く壮絶な試合になりました。巨人が槙原寛己さん、斎藤雅樹さん、桑田真澄さんの投手三本柱を投入。中日の追撃を断ち、名古屋の夜に長嶋監督が舞いました。
プロ野球「平成の名試合・名場面」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,655名が選んだ<プロ野球「平成の名試合・名場面」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,655名
調査日:2023年7月25日